2023年08月

車の擦り傷は自分で直せるのか?

自信がなければ修理依頼がおすすめ

車に擦り傷がついて、お悩みという方も多いでしょう。擦り傷がわずかなら、自力で直せる可能性があります。しかし自信がない場合や、傷がひどい場合は修理依頼を考えてください。プロのサポートによって、新品同様の状態に戻してもらえるでしょう。

今回は車に擦り傷を初めて直す方のため、その解決法をまとめました。自力で直す方法と、修理依頼をする場合のポイントを紹介します。これを読めば車の擦り傷の解決法がわかるでしょう。

車の擦り傷を自力で直す方法

車の擦り傷を自分で直す方法は、主に3種類です。コンパウンドやタッチペン、パテを使います。傷の状況に合わせて、適切な道具を決めてください。ここでは自力での直し方をまとめました。

コンパウンドを使う

コンパウンドとは研磨剤の一種です。ごく浅く、小さい傷ができたときは、この道具で解決できるかもしれません。
まずは傷の部分を水で洗ってください。きれいになったら、そこをコンパウンドで磨きます。このときは傷にそってやさしく磨きましょう。
傷が薄くなってきたら、さらに細かい粒子のコンパウンドでやさしく磨きます。以上によって、車体にツヤが出るのがポイントです。最後は液体コンパウンドで磨き、修理完了になります。このように擦り傷が小さければ、コンパウンドだけで解決できるかもしれません。

タッチペンを使う

ここでのタッチペンは、いわゆるタッチアップ塗料です。水洗いに加え、車体についた油分やワックスを取り除いてください。シリコンオフという脱脂剤があれば、スムーズに下地処理が可能です。
傷を囲うようにマスキングテープを貼って車体を保護しましょう。そこへタッチペンを、点を打つような形で塗ります。塗り終わったら乾かし、また傷に塗る作業を繰り返しましょう。ボディより塗料が盛り上がる状態が目標です。
塗料が乾いたらマスキングテープを剥がします。完全乾燥まで1週間なので、それまで置いておきましょう。
1週間後、マスキングテープを上下に何枚か重ね貼りしてください。耐水ペーパーを濡らし、盛り上がった塗料を磨きます。塗料が平らになるまで磨くのがポイントです。そこからテープを1枚ずつ剥がし、また盛り上がり部分を耐水ペーパーで磨きます。以上を繰り返して、最後の1枚まで作業を進めましょう。
このとき耐水ペーパーは粗い方から使い、段階が進んだら細かい目に変えていきます。最後は、液体コンパウンドでつやが出るように磨けば完成です。タッチペンはコンパウンドより作業が複雑ですが、コツをつかめば自力で対処できます。

パテを使う

パテは車体のへこんだ部分を埋めて直す道具です。擦り傷だけでなくへこみもあったら、こちらを使いましょう。
まずは傷やその周辺の水洗いをして、脱脂処理を済ませてください。作業箇所のマーキングもしておきます。パテは傷の深い部分は厚く、周辺は薄く塗りましょう。約15~20分乾燥させたら、耐水ペーパーで磨いてください。粗い目で全体を整え、段々と細かい目に変えて表面をツルツルにしましょう。
続いて補修部分周辺にマスキングテープを施し、施工部分は三重に塗装してください。一度塗るごとに乾燥させ、耐水ペーパーで研磨を進めれば、きれいに仕上げられます。最後は液体コンパウンドでつや出しに努めましょう。
自力でのパテ作業には一定の技術を要します。慣れている場合は問題ありませんが、そうでないなら業者への依頼を考えましょう。

車の擦り傷がひどいときは業者への修理依頼を考えよう

車の擦り傷がひどいと、自力で直すのは難しいでしょう。その場合は業者への依頼を考えてください。プロによって、きれいに修理してもらえる可能性があるからです。一方で無駄な支出を抑えるため、予算対策も欠かせません。修理依頼のポイントを、以下でまとめました。

プロの技術できれいに直せる可能性

擦り傷が大きいときは、無理をしないで業者に修理依頼をしましょう。プロによって新品同様に仕上げてもらえる可能性があります。
たとえばDIYに慣れていないと、コンパウンドを使ったときに余計傷つけるかもしれません。自信がない場合は、業者に相談するのがおすすめです。
傷が気になって仕方がなくても、直し方がわからない方もいるでしょう。その場合は、プロへの相談によって解決可能です。

無駄な支払いをしないために

擦り傷に限らず、車の修理によっては想定以上の支払いになるかもしれません。無駄な支払いをしないため、予算を抑える対策を考えてください。
予算対策として、修理代とサービスのバランスを考えた業者選びが挙げられます。ただ安いだけだと、手抜きの施工を受けるかもしれません。傷が消えていない場合や、余計なダメージを負うリスクに注意です。
専門業者への依頼前には、見積もりも大事です。見積もりから適正価格を知り、依頼を判断できます。慎重な業者選びと見積もりによって、理想の予算で車を直してもらえるでしょう。

まとめ

車の擦り傷は、誰にとっても気になるでしょう。傷が浅く小さいときは、コンパウンドやタッチペンなどを使い、自力で直せる可能性があります。 しかし傷がひどかったり、自信がなかったりする人もいるでしょう。そのような場合は、無理をしないで業者に修理依頼をしてください。プロのサポートによって、傷を消してもらえる可能性があります。

「有限会社協和自動車工業所」では、キズやヘコミの修理を受付中です。長崎県において、指定優良民間車検工場に認められているので、車検のついでにちょっとした擦り傷を直したい方も歓迎しております。車の傷が気になる方は、ぜひご相談ください。

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